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風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

佐久市根々井の流れ山


ドローン写真

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地上写真

(2017年3月13日撮影)

地上写真のほうが、火山が崩壊して流れ山ができたことをうまく表現できているように思われる。かならずしもいつもドローン写真の表現力が上回るわけではなさそうだ。

上田城は塚原土石なだれの上に築かれている。


南櫓の赤岩と堆積物断面

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道路脇の崖に見えるパッチワーク構造

(2015年11月4日撮影)

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沼田の球面パノラマ


昭和村糸井の上空

沼田のドローン空撮

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弧を描いて片品川を渡る関越自動車道。正面は子持山。


下流から上流を望む。左は武尊山。

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段丘の上に隙間なく広がった沼田市街地

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沼田段丘-片品川-赤城山(パノラマ)

南アルプスと伊那谷

2018年12月24日、羽田→福岡の定期便から見た南アルプスと伊那谷。iPhone 7 Plusで撮影。



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阿蘇のドローン空撮


高岳と中岳火口。火口内には湯だまりがある。その表面から青白い煙が上昇して右にたなびいている。

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烏帽子岳と草千里火口。遠くに雲仙岳。

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阿蘇の球面パノラマ

(画像をクリックすると球面パノラマがご覧になれます。)


高岳と中岳火口

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2016年4月の熊本地震で落ちた阿蘇大橋と斜面崩壊。中央を東から西へ流れるのはカルデラ北部に降った雨を排水する黒川。

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阿蘇のドローン動画

中岳火口。DVI Mavic 2 Pro で2018年12月25日撮影。






小山町の新東名工事露頭


新東名は御殿場市内を盛土して通るが、北隣の小山町は台地を深く切土して通過する。その切土を上空からドローンで撮影した。12月10日、NEXCO中日本の好意で地層断面を観察する機会を得た。

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露出する地層は、富士山噴火によるスコリア堆積物と土石なだれなど。最近1万年間。

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宝永スコリアは、お約束どおり最下部に白い軽石を敷いている。波うっているのは畑の畝だと思われる。ローカルな土石なだれの最上部は茶色く風化している。その上に(畑の)黒い土がある。土石なだれは49日前の宝永地震で生じたのではない。もっと古い。

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御殿場土石なだれの表面は浸食されている。断面に堆積物パッチはあるが、流れ山はない。平らだ。その上によく成層した降下スコリアが重なる。レスは挟まっていないが、土石なだれを起こした山体崩壊のあと数週間以上の時間が経過してからスコリアが降ったようだ。

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砂沢(ずなざわ)スコリアは30センチ。下部に軽石がまじっている。上に行くにつれて粒子が細かくなっている。噴火が進行するにつれて噴煙高が減じたのだろう。噴出率(kg/s)が下がっていった。直上に砂の層が重なっているので最上部がよく保存されている。砂の層は富士山の噴火で降ったのではなく、近くに降り積もっていた砂沢スコリアが風によって再堆積したのだろう。
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八ヶ岳の球面パノラマ

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887年の南海地震で天狗岳が崩壊して大月川土石なだれをつくった。多数の流れ山が見える。きれいな青色の水面が松原湖。

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30万年前頃に八ヶ岳南部が大規模に崩壊して大量の土砂が甲府盆地に流れ込んだ。韮崎土石なだれという。土石なだれの堆積物先端は韮崎駅そばにあり、比高50メートルの崖をつくる。この顕著な崖を七里岩という。左は釜無川。

岩手山の球面パノラマ

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岩手山は6900年前に崩壊して平笠土石なだれを発生させた。多数の流れ山が見える。大更。

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岩手山と姫神山の間を北上川がゆっくりと流れる。渋民。

岩手山と北上川

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渋民を流れる北上川と岩手山。


岩手山は6900年前に崩壊して平笠土石なだれを発生させた。多数の流れ山が見える。パノラマ。クリックすると大きくなります。

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岩手山、北上川、姫神山。パノラマ。クリックすると大きくなります。

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盛岡市内を流れる北上川。左から合流するのは雫石川。背景に岩手山。中央左寄りに新幹線盛岡駅の大きな駅舎が見える。

八ヶ岳の土石なだれ二つ

2018年12月2日

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887年の南海地震で天狗岳が崩壊して大月川土石なだれをつくった。右端の青い水面が松原湖。白い着雪が崩壊した壁。

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30万年前頃に八ヶ岳南部が大規模に崩壊して大量の土砂が甲府盆地に流れ込んだ。韮崎土石なだれという。中央右寄りの流れ山の比高は90メートル。世界最大級だ。雲をたなびかせる山が八ヶ岳。

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パノラマ写真。クリックすると大きくなります。


土石なだれの堆積物先端は韮崎駅そばにあり、比高50メートルの崖をつくる。この顕著な崖を七里岩という。左は釜無川。

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鎌原土石なだれ+熱泥流を描いた絵図


浅間山嶺吾妻川村々絵図(美濃部明夫氏所蔵:萩原進氏模写)。噴火する浅間山の北側山腹に柳井沼が描かれている。

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吾妻川筋被害絵図(群馬県伊勢崎市・飯島栄一郎氏蔵)。吾妻川を下った熱泥流は浅間山の山頂からではなく、中腹から始まっている。

どちらも、土木情報サービス「いさぼうネット」に掲載された井上公夫論文から転載。

新燃岳のドローン写真

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新燃岳火口を埋めた2018年3月溶岩とその中央に開いた噴火口。遠景は高千穂峰。


黄色い。

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新燃岳山頂火口から2018年3月に溢れ出た溶岩

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