風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

二度上峠からみた四阿山(5月24日)

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四阿山の雪もずいぶん減りました。四阿山の写真は、いつも同じ二本の枝のすき間からとります。その見なれた枝に、葉がつき始めました。

二度上峠からみた四阿山(5月3日)



二度上峠から見た5月3日の四阿山です。3月25日と比べると、四阿山の雪は減っていますが、まだあります。眼下のゴルフ場の雪はすっかり消えて芝生が緑になっています。

山頂のすぐ下に水平線が三つくらい見えるのが奇妙です。

二度上峠からみた四阿山(3月25日)



浅間山の右手に四阿山がそびえています。右側斜面の上にパルコール嬬恋スキー場が展開しています。菅平は背後にあります。左側に真っ白な北アルプスがみえますが、どこが見えているのかまだ確認していません。

28万年前を最後に噴火をやめた死火山は、日本では、この程度の浸食地形をなします。深い谷がいくつか刻まれますが、スキーゲレンデができるくらいの広い平坦面も残ります。

山頂(2354メートル)の右3キロにあるピークは浦倉山です。スキーゴンドラの山頂駅がすぐそばにあります。二つのピークの間がほぼ平らなのは、向こう側に開いたカルデラが火山の中央にあるからです。

四阿山の的岩



鳥居峠から四阿山の山頂を目指して登ると、途中に的岩という大きな岩の壁が立ちはだかります。これはダイクです。地下の割れ目を水平に移動したマグマが固まってできました。山頂から放射状に伸びています。同様の放射ダイクは、的岩のほかにいくつかあります。

的岩の上には登ることができます。そこでは、すばらしい景色をひとり占めすることができます。

浅間山の中腹から見た四阿山

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浅間山北麓のしゃくなげ園から、木屑を敷いた登山道を登ると四阿山がよく見えます。「あずまやさん」と読みます。四阿山は、28万年前に大量の軽石を出したのを最後に噴火をやめてしまった死火山です。

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四阿山麓にある田代湖
田代湖は人造湖です。周囲をめぐる道路からはその水面をほとんど見ることができません。このように周囲の山に登って初めてその姿を認識することができます。その左側は田代の集落です。さらに左側に村上山があります。これは、30万年前の溶岩ドームです。

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