風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

北西から見た前掛山頂

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前掛山の山頂には直径1.3キロの火口があります。これは平安時代1108年の噴火口です。江戸時代1783年の噴火でその中に釜山が生じました。釜山の中央にも直径500メートルの火口が開いています。

 釜山の一部は、前掛山の北側斜面上にもスコリア丘として乗っています。その下半分は(スコリア丘がいつもそうであるように)高温酸化して赤くなっています。このスコリア丘を破って、鬼押出し溶岩が釜山火口から北側にあふれ出しました。その際に、スコリア丘の一部が溶岩に乗って下方に運ばれました。鬼押出し溶岩の上に赤みを帯びたスコリアラフト(いかだ)がいくつも見えます。

 釜山火口の北縁には、1950年9月23日の爆発で乗った千トン岩があって、よいランドマークになっています。2004年9月の爆発で、その右手に、小さいけれども鋭い稜をもった岩が乗りました。大きさの比率から言って、これは百トン岩と呼ぶのがよいでしょう。

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