風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

レイヤーを一枚ずつ剥げる地図

新しい地質図は、紙に印刷するだけなく、ウェブでも公開します。ウェブだと閲覧者が自由に操作できる機能を盛り込むことできます。

レイヤーを一枚ずつ剥げる機能を装備しようと考えています。

鎌原土石なだれを剥いだら、どんな地図になるか。これは、1783年8月5日午前9時時点の地質図をつくることを意味します。たとえば追分火砕流がどのように分布していたのか、それはなぜ柳井沼に流入しなかったのかなど、たくさんの問題に答えを出さなければつくることができません。むずかしい作業ですが、脳みそが極度に刺激される作業でもあります。

いま2006年の北麓地質図では、鎌原土石なだれと追分火砕流がもっとも広い面積を占めています。平原火砕流や塚原土石なだれは狭い範囲しか占めていません。しかし鎌原土石なだれを剥いで、追分火砕流も剥げば、1万5900年前に平原火砕流がいかに広い範囲を覆ったかがわかります。専門家でなくても、その噴火の大きさを容易に実感することができます。

このように、レイヤーを一枚ずつ剥げる地質図をつくることは、専門家にとっても一般人にとっても、有益だと思われます。

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