風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

DとE

大きな噴火を上から順に、A, B, C,・・と呼ぶと、Dに当たる噴火では火砕流の堆積物を確認することができます



上半分が赤く、下半分が青い石質の火砕流です。パン皮スコリアとガラス質の溶岩片がはいっています。基底近くに濃淡の緑色シルトがあって、その中に炭化木が含まれています。4月15日参照

Eに当たる噴火はウグイス色の火山灰を挟むスコリアです。

P1020859s.jpg


P1020863s.jpg

基底の朱色粘土が特徴的です。

P1030702s.jpg

姥が原では、クロボクの間に挟まれています。ローム直下の厚い軽石は嬬恋軽石です。

 70cm クロボク
 25cm 再堆積ローム
 25cm E軽石
 25cm クロボク

という層位ですから、Eの年代は、ここだけの観察から、7000年前くらいだと思われます。

DとEの年代は、志賀高原や苗場山におけるアカホヤ火山灰や妙高火山灰などとの層序関係からよくわかっています。Dは5600年前、Eは6800年前です。志賀高原で、Eの下15センチにアカホヤ火山灰があります。ここではアカホヤ火山灰を7300年前と考えます。

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