風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

北軽井沢に広がった追分火砕流

北軽井沢の胡桃沢を埋めた追分火砕流が10メートル以上に厚さをもっていることは、知っていました。しかし、くりの木プラザから大学村にかけての平坦面をどれくらいの厚さで覆っているのかは、わかりませんでした。



北軽井沢小学校のそばの農地に掘られた穴です。8メートルほどの深さがありますが、追分火砕流の基底はみえません。想像していたよりずいぶん厚いことがわかりました。

IMGP1419s.jpg

追分火砕流の上にBスコリアの上半部がのっています。火砕流とスコリアの間には、さまざまな程度に赤味を帯びて成層した火山灰が挟まれています。近所の追分火砕流堆積物が二次爆発して降り積もった火山灰だと思われます。横なぐり噴煙からの堆積物と見られる部分もあります。

この場所のように火砕流堆積物の上面がそのまま保存されていることは、めったにありません。ふつうは噴火後すみやかに水流によって洗い流されてしまいます。この場所は、4週間後にBスコリア上部によって被覆されたために浸食されずに残りました

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