風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

スコリア丘はストロンボリ式噴火でできる


米塚は、いまから1700年前に阿蘇カルデラ内で起こったストロンボリ式噴火でつくられたスコリア丘である.数週間~数ヶ月かけてゆっくり成長したと思われる.火口から噴出したスコリアは斜面をころがって火口縁の内と外の両斜面に崖錐をつくる.崖錐斜面は平滑で直線的であることが特徴である.その斜面は基底面と不連続に接する.地表を平行に覆って連続的なスカイラインをつくる降下テフラとはつくる地形が異なる.写真では、スコリア丘の右端に溶岩流の出口が認められる.ここから流出した溶岩はパホイホイだったから米塚スコリア丘はそれによってほとんど壊れなかった.溶岩流の出口は、米塚に隠れた向こう側にもう一ヶ所ある.

IC74s.jpg
アイスランドのヘイマエイ島にあるこのスコリア丘(エルドフェル)と溶岩流は、1973年の噴火で生じた。白壁の家々は、2メートルも降り積もったスコリアの下から掘り出されて、再び使われている。

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