風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

長野原町川原畑の東宮遺跡



熱泥流堆積物の下から天明三年の屋敷が発掘されました。東宮(ひがしみや)遺跡といいます。きょうは現地説明会でした。馬屋や8個の桶が並ぶ離れなど、当時の生活をしのばせる興味深いものを見ることができました。風もなく暖かだったので、大勢のひとが見学に訪れていました。この遺跡の発掘は、来年度も継続するそうです。

遺跡の上にある岩山に掘られた三ツ堂の下まで熱泥流が来たという伝承があるそうです。山道を登ってみると、たしかに熱泥流の堆積物が山肌に貼り付いて地形面をつくっていました(白矢印)。

IMG_2174s.jpg

遺跡から40メートルほど高いところに段丘があり、家が何軒かあります。これは2万4300年前の塚原土石なだれがつくった堆積面でしょう。2キロ上流の林集落が塚原土石なだれの堆積面の上にあることを確かめてあります。それと同じ面だと思われます。写真は、さらに奥にはいった工事現場です。層序は次の通り。

       カラフル火山灰
90センチ 嬬恋軽石
7センチ カラフル火山灰
80センチ ローム(白糸軽石まじり)
80センチ 塚原土石なだれ
       ローム

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://pringles.blog23.fc2.com/tb.php/203-1aacbe65
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad