風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

五郎兵衛米は塚原土石なだれの上で取れる

おいしいと評判の佐久市浅科の五郎兵衛米(コシヒカリ)は、塚原土石なだれの上につくられた田んぼで生産される。千曲川右岸の佐久市塚原にはたくさんの流れ山があって、この土石なだれの堆積面であることが以前から知られていたが、左岸の五郎兵衛米たんぼもそうであることは、きょう現地を調査して初めてわかった。土石なだれの堆積物は、(1)浅科大橋のセブンイレブンから御馬寄に下る道沿い、(2)中山道の南側の崖、(3)駒寄団地の南側に露出する。浅科側には流れ山がひとつも見られない。水田耕作のために撤去されてしまったのだろうか。



浅科大橋の下の右岸(塚原側)の水面上に、土石なだれの断面が連続して露出する。パッチワーク構造がよく観察できる。



田んぼの真ん中のちょっと小高いところに浅科小学校がある。基盤地形の高まりかとおもったが、どうやら塚原土石なだれの堆積表面そのものらしい。興味深い形状だ。遠景の丘陵は御牧原。第三紀の火山角礫岩や堆積岩で構成される小諸層群からなる。

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