風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

懐古園の平原火砕流

小諸の懐古園は、1万5800年前に平原火砕流がつくった台地の上にある。



深い谷が園内の火砕流堆積物に刻まれている。谷壁には、桃色がかった火山灰の中に角がとれて丸くなった軽石や岩片が乱雑に混じった地層が露出している。谷壁はほぼ垂直に切り立ち、谷底は広い。このような浸食地形を地形学では箱型峡谷とよぶが、、この地方には田切(たぎり)という言葉がある。佐久平に展開した平原火砕流の堆積物には田切が至るところでみられる。田切の谷底は水田として利用されている。

IMGP2236s.jpg

千曲川に下ると、火砕流堆積物に掘り込まれた深さ4メートルの穴の断面を観察することができる。穴は土石流によって運ばれた砂礫で埋められている。穴の上に6メートルの砂礫層が重なり、その上を別の火砕流堆積物が覆う。合計10メートルの砂礫の堆積にかかった時間は数週間程度だとみられる。

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  • 2008/07/09(水) 11:56:26 |
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平原火砕流

群馬大学早川由紀夫先生へ2008_08の下旬に浅間山周辺の巡検のおり、平原火砕流を見学します。インターネット検索で、先生の浅間山やその関連の情報発信を知りました。これからいろいろ勉強させて貰います。どうど宜しくお願いします。

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