風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

石尊山三景

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石尊山は溶岩ドームだと考えられてきた。しかし、その地形を仔細に見ると、溶岩ドームとしては不自然に感じられる。小浅間山や離山は、一点からマグマが地表に現れて、周囲に崖錐を形成しつつ高くなった溶岩ドームの特徴をよく残しているが、石尊山はそうはみえない。北西に伸びる尾根をもち、南東部に不自然なかたちで足を伸ばす。

石尊山が占める位置は黒斑山の裾野の一部にあたると考えておかしくない。塚原土石なだれを発生させた山体崩壊のときに崩れ残った部分なのではないか。少なくとも、北西に伸びる尾根と南東の足は黒斑山の一部だとみるのがよい。石尊山のピーク自体は、黒斑山の寄生火山として生じた溶岩ドームだった可能性が残る。

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