風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

坂下バス停



前橋の中心部に坂下というバス停がある。向こうに見える歩道橋は国道50号に架かるが、それは坂の上にある。そこからこちらに向かって歩くと、横断歩道までの間に2メートルほどの坂を下る。ちょうど横断歩道を渡り終えた男性の頭の少し上に、国道50号の路面が見える。

2万4300年前に浅間山が突然崩れて、吾妻川から利根川に入った塚原土石なだれが前橋台地をつくった。歩道橋の向こうにはケヤキ並木が前橋駅まで続く。それは前橋台地の上にある。坂下バス停は、この前橋台地を利根川が削ってつくった坂を下り終わったところに位置する。坂下の北側に広がる平地を、前橋台地と対照して、広瀬川低地帯と呼ぶ。利根川は1000年前まで広瀬川低地帯を流れて伊勢崎に直行していた。

 黒点と黒棒は、818年地震による地割れを示す。

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