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風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

小山町の新東名工事露頭


新東名は御殿場市内を盛土して通るが、北隣の小山町は台地を深く切土して通過する。その切土を上空からドローンで撮影した。12月10日、NEXCO中日本の好意で地層断面を観察する機会を得た。

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露出する地層は、富士山噴火によるスコリア堆積物と土石なだれなど。最近1万年間。

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宝永スコリアは、お約束どおり最下部に白い軽石を敷いている。波うっているのは畑の畝だと思われる。ローカルな土石なだれの最上部は茶色く風化している。その上に(畑の)黒い土がある。土石なだれは49日前の宝永地震で生じたのではない。もっと古い。

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御殿場土石なだれの表面は浸食されている。断面に堆積物パッチはあるが、流れ山はない。平らだ。その上によく成層した降下スコリアが重なる。レスは挟まっていないが、土石なだれを起こした山体崩壊のあと数週間以上の時間が経過してからスコリアが降ったようだ。

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砂沢(ずなざわ)スコリアは30センチ。下部に軽石がまじっている。上に行くにつれて粒子が細かくなっている。噴火が進行するにつれて噴煙高が減じたのだろう。噴出率(kg/s)が下がっていった。直上に砂の層が重なっているので最上部がよく保存されている。砂の層は富士山の噴火で降ったのではなく、近くに降り積もっていた砂沢スコリアが風によって再堆積したのだろう。

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球面パノラマ。上空100メートルからMavic Airで撮影。

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富士スピードウェイの南。

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