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風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

眉山崩壊と土石なだれ


島原市の眉山は、1792年5月21日の地震で崩壊して土石なだれを発生させた。有明海を挟んで対岸を津波が襲って1万5000人の死者が出た。島原大変肥後迷惑としてよく知られる。有明海に浮かぶ九十九島(つくもじま)はそのときつくられた流れ山である。眉山の背後は平成新山。
 この地震の3ヵ月前の2月10日から雲仙岳が噴火して新焼溶岩を流した。桜の季節に住民が新焼溶岩の前で花見を楽しんだという。このため眉山崩壊は火山災害として語られることが多いが、じつは地震災害である。新焼溶岩とその噴火口は崩壊していない。

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