風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

古い土石なだれ

下松原開拓に、塚原より古い土石なだれの堆積物が露出しています。



左下に見える青灰色の岩体がそうです。

P1020722s.jpg

近づくと、このように見えます。破砕された火山岩からなります。これは、高羽根沢に露出する嬬恋湖成層中に挟まれている土石なだれに相当すると思われます。23万年前です。

上ノ原の土取場、それから鎌原小学校の西側の丘も、この古い土石なだれが残した流れ山だと思われます。

P1020715s.jpg

嬬恋軽石の下90センチ(一番上の写真の矢印部分)には、直径2ミリの白色軽石が厚さ16センチで認められます。粒径から考えて、これは浅間山の軽石ではなく、やや離れた火山から飛来したものと思われます。


直径2ミリの白色軽石は、おそらく御岳第一軽石だと思われます。この軽石は9万9000年前ですから、嬬恋軽石の直下に不整合があって、約7万年間の地層が氷期の厳しい気候下で失われたとみられます。

もうひとつの可能性は立山E軽石です。これは7万5000年前です。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://pringles.blog23.fc2.com/tb.php/66-3f98321e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad