風景に書き込まれた歴史を読み解く

The Story Behind the Scenery

東側に偏在する黒岩

鬼押出し溶岩の先端にある泉ヶ丘から始まって、嬬恋の里、プリンスランドを通って、そしてサンランドに至るライン上の地表に、多数の大きな黒岩がみつかります。このラインは、土石なだれの中心線から有意に東側に寄っています。

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これが、たぶんもっとも大きな黒岩です。上に別荘一軒とテニスコート一面がつくられています。50メートルくらいあります。全体を一枚の写真に収めるのはむずかしい。鬼押出し溶岩の先端

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塚本さんちの黒岩です。

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この場所に移動してきたとき、まだ柔らかかったことがよくわかります。大きな黒岩は、多かれ少なかれ、柔らかかった証拠をその外形と表面のひび割れに残しています。

これほど大量の柔らかい安山岩を供給するには、山頂火口から瞬間的に放出するメカニズムでは不可能だと思われます。そんなことをしたら、マグマは溶岩ではなく、よく発泡してみずからを粉砕して軽石になってしまいます。

2日前から鬼押出し溶岩として北山腹を下っていた高温岩体が供給源だったと考えれば、この困難は回避できます。

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